【西武】昨季は#源田たまらん 今季は“#のだなのだ”が大流行なのだ!

スポーツ報知
のだなのだ。のタオルを持つ西武の野田(カメラ・小林圭太)

 西武の選手の活躍にハッシュタグをつけて称賛することがファンの間で流行している。昨季、ルーキーだった源田壮亮内野手(25)は活躍ぶりからファンがネット上で連呼する#源田たまらんという合言葉が大流行。瞬く間に広まった。

 今季は、外崎修汰内野手(25)が安打を放つと、実家が青森・弘前市のりんご農園であることから、#アップルパンチと言われた。

 それでも今季、最も西武の選手で使われた#は、野田昇吾投手(25)の#のだなのだ。 だろう。

 野田が登板すると、ネット上で#のだなのだ。 #抑えるのだ #がんばるのだ など、語尾に「のだ」を付けたハッシュタグが蔓延(まんえん)する。当の本人は「そうつぶやいてもらえるのは、うれしいです。僕の名前を覚えてもらえるきっかけになった。感謝しています」とうれしそうだ。

 うまくはまった言葉だが、生まれた経緯は何なのか…。野田に聞いてみると「先輩たちに、~のだ。といじられたのがきかっけで。でもみんなから言われすぎて、誰が発端なのかわからないんです」と首をかしげた。今季、発売した自身のタオルのデザインも、自ら提案し「のだなのだ。」と文字を入れた。発売初日から売り切れる大人気で、#のだなのだ。 はさらに広まった。

 野田は今季、チーム内ではトップの平井の64試合に次ぐ、58試合にリリーフ登板し、1勝1敗、防御率は3・51だった。勝敗のかかる大事な場面での起用が多かった。昨季の38試合に比べると出場試合数は増えたものの、本人は満足はしていない。「目標にしていた50試合登板を超えることはできたけれど、納得はいっていない。周りの人に助けられた1年だった」と振り返る。今季は不調から、2軍落ちも経験。「いろいろなことを考られる時間をもらえた。チームに貢献したい。その思いだけ」。ファームでは投球フォームを見つめ直し、フォームを微調整して復活。再び1軍へとはい上がり、リーグ優勝に貢献した。

 「来季は納得のいく50試合、いや60試合を目指す、のだ」と笑った。記者と同級生の野田に私も期待している、のだ。(記者コラム・小林 圭太)

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