【阪神】退任の坂井オーナー 17年ぶりの最下位に「深くおわび申し上げる」

スポーツ報知
(左から)坂井信也オーナーと藤原崇起次期オーナー

 12月1日付で退任する阪神の坂井信也オーナー(70)が16日、大阪市内で行われたオーナー交代内定記者会見に臨み、新たにオーナーに就任する阪神電鉄・藤原崇起会長(66)にエールを送った。

 続投が既定路線だった金本知憲監督(50)が11日に電撃辞任。後を追うように同日に退任を表明した虎の総帥は、会見の冒頭で「あしかけ12シーズンでしたけど、その間優勝ができず、何回か優勝争いしたんですけど、結果的に優勝できず。また、今シーズンは17年ぶりの最下位となりまして、ファンの皆様、チームの関係者、その他関係される方々に、改めて深くおわび申し上げます」と陳謝した。

 藤原新オーナーは阪神電鉄で4年後輩で社内プロジェクトに一緒に取り組んできた間柄。「私がどちらかというと『考える、守る人』であれば、彼は『する人、攻める人』である」と改革を推し進めるチームには適任の人柄と評し「彼の就任がタイガースの来シーズンの大きな補強であると理解しております」とその手腕に期待した。

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