【ソフトバンク】柳田、13打席ぶり安打が口火に 苦手・敵地で快音 雄星を攻略

スポーツ報知
1回2死三塁、柳田が右前に先制打を放つ(投手・菊池)

◆2018 パーソル クライマックスシリーズ パ 西武4―10ソフトバンク(17日・メットライフドーム)

 柳田が詰まりながらも右前に運んだ。初回2死三塁。菊池の内角の153キロ直球を引っ張って、先取点をもぎ取った。日本ハムとの第1Sでは、13日の第1戦の第1打席で適時打を放って以降、12打席無安打だった。「最初のチャンスで打てて良かった。今日は(チームが)束になっていけましたね」と白星を喜んだ。

 メットライフDでは、9月16日の試合前、相手の打撃練習の打球が左側頭部を直撃。脳震とう特例措置の対象選手として出場選手登録抹消となった“因縁”の場所だ。しかも、同ドームでは今季26打数5安打の打率1割9分2厘、0本塁打、3打点と沈黙していたが「気にしてなかったですよ」と豪快に笑い飛ばした。

 今季は打率3割5分2厘で2度目の首位打者。36本塁打、102打点もキャリアハイだった。選手会長はCS突破をにらんで「あと3つ勝つだけです」とニヤリと笑った。(嶋田 直人)

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