【広島】新井、日本SはDHで先発へ…史上最年長41歳8か月弾なるか

スポーツ報知
新井貴浩

 広島・新井貴浩内野手(41)が日本シリーズでDHとして起用される可能性が20日、高まった。迎打撃コーチは「当然、新井さんも候補となってくる」と明言。今季限りで現役引退するベテランにとっては、有終の美を飾る最高の舞台となりそうだ。

 今季はわずか21試合の先発にとどまり、CS最終Sでもスタメンはなかった。だが、頂上決戦では出番が増えそうだ。敵地の第3~5戦は指名打者制で、松山、メヒア、バティスタらと共に、新井の力が必要になる。「とにかく自分は言われたところでいけるように準備するだけ」とベテランは力を込めた。

 打席数が多くなれば、メモリアル弾の達成も現実味を帯びてくる。日本シリーズの史上最年長弾は、03年の阪神・広沢克実がマークした41歳6か月。現在、41歳8か月の新井が本塁打を放てば、新記録となる。

 19日に2年ぶりの日本シリーズ進出を決めたチームは休養日。新井も骨を休めた。「CS同様に、みんなに期待しているし、自分自身にも期待している。期間が空くので、いい準備がしたい」と34年ぶりの日本一に向け、全力を注ぐことを誓った。(表 洋介)

野球

×