【オリックス】来季スタッフ発表　日本ハム退団の中嶋聡氏が２軍監督、福良前監督は育成統括ＧＭに就任

　オリックスが２２日、来季のコーチングスタッフを発表した。西村徳文新監督（５８）を支える要職として風岡尚幸１軍内野守備走塁コーチ（５０）がヘッドコーチを務め、風岡氏の後任には勝呂壽統２軍内野守備走塁コーチ（５５）が昇格。田口壮２軍監督（４９）は１軍野手総合兼打撃コーチに就く。一方で、藤井康雄１軍打撃コーチ（５６）は２軍打撃コーチに配置転換された。

　新たな顔ぶれでは、日本ハムで１軍バッテリー兼作戦コーチを務め、今季限りで退団していた球団ＯＢの中嶋聡氏（４９）が２軍監督に就任。同じく球団ＯＢで楽天ジュニアコーチの後藤光尊氏（４０）は２軍内野守備走塁コーチに就くことになった。

　また、福良淳一前監督（５８）は新ポストの育成統括ゼネラルマネージャー（ＧＭ）に就任する。ファームの育成にフロントの立場で関わり、１、２軍のパイプ役として期待される。

　長村裕之球団本部長（５９）は「チームの底上げ、レベルアップができる布陣。中嶋、後藤もうちで育った選手ですし、チームに思い入れを持ってやってくれると思う」と説明した。