【中日】与田新監督「思い込めて」根尾当たりクジ右手で引く
スポーツ報知

中日が24日、都内でドラフト前日のスカウト会議を行い、与田剛監督(52)や森繁和シニアディレクター(63)らが出席。指揮官は公表している1位指名、大阪桐蔭・根尾昂内野手(3年)の抽選を「右手で引く」と明言した。
3時間に及ぶ会議が新指揮官としての初仕事となった与田監督。「利き手ですから右手でいきます。思いを込めて(抽選)箱に手を入れます。スタッフの思いをかなえられるようにしたい」と意気込んだ。15日の就任会見で「それ(クジ引き)が私の初仕事であるならば、一生懸命手を洗って消毒して、願掛けして臨みたい」と話していたが、この日は「消毒液も忘れました」とボヤいて報道陣を笑わせた。
米村明チーフスカウト(59)は「ウチは、失敗しないので」とドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」に似たセリフで、なぜか新指揮官のクジ運に自信満々。それでも会議では模擬ドラフト会議を行い、1位候補選手を12人に絞り込み、外れ1位候補として金足農・吉田輝星投手(3年)、立命大・辰己涼介外野手(4年)らをリストアップした。