【ロッテ】隠し玉で明桜高・山口航輝獲りへ…通算25発、野手として評価

スポーツ報知
明桜・山口

 ロッテがドラフトで秋田・明桜高の山口航輝投手(18)の指名を検討していることが24日、分かった。高校通算25本塁打の長打力も魅力で野手として評価しており、最終リストにも残したもようだ。昨夏と今夏秋田大会決勝で金足農・吉田と対戦したライバルにあたる。

 投手として2年生時に最速146キロを誇った右腕は、昨夏の県大会決勝で右肩を亜脱臼したが、順調に回復。球団は夏以降も練習にスカウトを派遣し密着マークを続けており、右肩の状態の最終チェックも行っていた。130メートル級のアーチを描けるポテンシャルも抜群で、将来の右の大砲になる可能性は十分にある。

 この他にもマリーンズジュニア出身の関東第一高・石橋、成田高・田宮両捕手ら、千葉に縁のある選手の指名も検討。将来性豊かな“ダイヤの原石”を狙う。

 ◆山口 航輝(やまぐち・こうき)2000年8月18日、大阪・箕面市生まれ。18歳。大阪・加美北小1年から平野エンゼルスで野球を始める。加美中時代は吉川大幾内野手(巨人)らを輩出した「ナガセボーイズ」でプレー。明桜では1年夏からベンチ入り。昨夏は背番号11で甲子園出場。181センチ、86キロ。右投右打。家族は両親。

野球

×