【ドラフト】大阪桐蔭・根尾は中日が交渉権獲得「ご縁を大切に勝利に貢献できるようやっていきたい」

スポーツ報知
ブラスバンドの生演奏をバックに胴上げされる中日1位・根尾

◆プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(25日・グランドプリンスホテル新高輪)

 大阪桐蔭高の根尾昂内野手(18)に4球団が競合し、抽選の結果、中日が交渉権を獲得した。最初にクジを引いた与田剛監督が右手を挙げ、ガッツポーズした。

 根尾は、打っては高校通算32本塁打、投げては最速150キロの二刀流で、1年時から注目され4季続けて甲子園に出場。史上3校目のセンバツ連覇、史上初となる2度目の春夏連覇の主役となった。過去の競合球団の最多は野茂英雄(1989年)、小池秀郎(1990年)の8球団で、高校生では福留孝介(1995年)、清宮幸太郎(2017)の7球団が最多。

 根尾昂「ほっとしています。中日ドラゴンズさんにいくことが決まってホッとしました。小さい頃からなじみのあるチームで強い印象があります。ご縁を大切にして中日ドラゴンズの一員として勝利に貢献できるようにやっていきたいと思います」

 ◆根尾 昂(ねお・あきら)2000年4月19日、岐阜・飛騨市生まれ。18歳。河合小2から「古川西クラブ」で野球を始め、古川中では「飛騨高山ボーイズ」でプレー。3年時に野茂英雄氏が総監督を務める「NOMOジャパン」に選出。スキーのスラロームで全国優勝し、国際大会にも出場。大阪桐蔭では1年夏からベンチ入り。4季連続で甲子園に出場して優勝3度。最速は150キロで持ち球はカーブ、スライダー、チェンジアップ。高校通算32本塁打。177センチ、78キロ。右投左打。

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