【ドラフト】ロッテが3球団競合もドラ1で“お口の恋人”大阪桐蔭・藤原の交渉権獲得

スポーツ報知
会見会場で西谷監督(右)にちょっかいを出され笑顔を見せる藤原(左)

◆プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(25日・グランドプリンスホテル新高輪)

 ロッテが1位指名を公表していた大阪桐蔭・藤原恭大外野手(18)の交渉権を獲得した。楽天、阪神との競合の末、井口資仁監督(43)が最後に右手で当たりクジを引いた。

 右手を突き上げ、ガッツポーズを繰り出した指揮官は「ありがとうございます。福がありましたね」と大興奮。会場のファンからは「残っているぞ」という声援があった。「あのひと言だと思います。ありがとうございます」と感謝した。

 ロッテは23日のスカウト会議後に藤原の1位指名を公表。「ウチのチームにベストマッチする選手だと思っています。マリーンズと野球界を背負っていく選手だと思っている。スカウトの中で一番の評価でした」と“お口の恋人”への思いを語った。

 藤原は今夏の甲子園では4番として大会3本塁打をマークし、史上初となる2度目の春夏連覇に貢献。高校通算32本塁打の長打力に加えて50メートル5秒7の俊足と遠投120メートルの強肩も持ち合わせている高校NO1外野手。未来のスター候補をゲットした。

 ◆藤原恭大(ふじわら・きょうた)2000年5月6日、大阪・豊中市生まれ。18歳。原田小1年から「園和北フレンズ」で野球を始める。豊中第五中ではボーイズリーグの「枚方ボーイズ」に所属。大阪桐蔭では1年夏からベンチ入り。50メートル走は5秒7。家族は両親と兄。181センチ、78キロ。左投左打。

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