【ドラフト】広島1位の報徳学園・小園「すごくホッとしました」菊池に弟子入り志願

スポーツ報知
広島が交渉権を獲得して、笑顔を見せる報徳学園・小園海斗

◆プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(25日・グランドプリンスホテル新高輪)

 報徳学園高(兵庫)・小園海斗内野手(18)は1位指名でオリックス、DeNA、広島、ソフトバンクの4球団が競合。広島・緒方監督が交渉権を引き当てると、会場で待機していた同級生、保護者らから拍手が沸き、緊張でこわばっていた小園の顔に笑みが戻った。「ドラフト1位というのを目標にしてやってきたのでうれしい。すごくホッとしました」と話した。

 同校のドラフト1位指名は、2005年に楽天から高校生ドラフト1巡目指名を受けた片山博視投手以来13年ぶり。ドラフト会場の緒方監督からテレビを通じて「3拍子そろった、広島にはピッタリの選手」とラブコールを送られると「その期待に応えていきたい。菊池選手に守備のことを聞いてみたい」と早くも弟子入りを志願した。

 小園は高校1年春から遊撃のレギュラーとして活躍。今夏の選手権2回戦の聖光学園戦では、大会最多タイ記録となる1試合3二塁打を放ち、チームの8強入りに貢献。2年連続でU18日本代表にも選出され、1番打者としてチームを引っ張った。高校通算38本塁打の強打に加え、50メートル走5・8秒の俊足を生かした広い守備範囲が持ち味。俊足好打の大型遊撃手として、リーグ3連覇を果たした広島の将来を支える存在として期待される。

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