【広島】ドラ1報徳学園・小園「ヤクルト山田超える」来春1軍キャンプ帯同も

スポーツ報知
広島から1位指名され、色紙を手に笑顔の報徳学園・小園

◆プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(25日・グランドプリンスホテル新高輪)

 広島からドラフト1位指名を受けた報徳学園・小園海斗内野手(18)に25日、早くも来春の1軍キャンプ帯同の可能性が浮上した。大阪桐蔭・根尾と並ぶ最多4球団が競合した末、広島・緒方監督が交渉権を獲得。「ドラフト1位というのを目標にしてやってきたのでうれしい。すごくホッとしました」と笑顔を見せた。

 将来の正遊撃手候補について、緒方監督は「3拍子そろった、そして次の世代のチームの主力選手としてやってくれる能力が非常に高い選手」と絶賛。1年目の育成プランについて「(来年)1月の自主トレにどういう形で入ってくるか、基礎体力がどの程度かを把握した中で、良ければ1軍のキャンプに帯同させればいいかなと」と、小園の体力面をチェックした上で、春の1軍キャンプに帯同させる可能性を示唆した。

 50メートル走5秒8の俊足。今夏の甲子園では大会タイ記録となる1試合3二塁打を記録するなど、俊足好打の大型遊撃手として期待される。「小学校のチームの先輩でもあり、トリプルスリーを達成した山田哲人選手(ヤクルト)を超えるような、日本を代表する選手になりたい」と目を輝かせた。(河井 真理)

野球

×