【侍ジャパン】筒香、石山が日米野球辞退…H上林とD佐藤を追加招集
「2018 日米野球」」(11月9日開幕・東京Dほか)の侍ジャパンに選出されていたDeNA・筒香嘉智外野手(26)とヤクルト・石山泰稚投手(30)の出場辞退が26日、発表された。筒香は左外果骨挫傷、石山は右ひざの炎症のため。代わってソフトバンクの上林誠知外野手(23)と中日の佐藤優投手(25)が出場する。
筒香は今季139試合で打率2割9分5厘、33本塁打、89打点をマーク。シーズン中に左足首を負傷し、痛み止めなどで強行出場を続けていた。稲葉監督は「4番は筒香選手を基本線に考える」と中心打者として期待していたが、万全な状態ではなく、秋季練習は別メニューが続いていた。 筒香は「このたび『2018 日米野球』の出場を辞退することになり、侍ジャパンの関係者の皆様、またファンの皆様に対し、申し訳なく思っています。しっかり治療し、次回選出していただいた際には、万全な姿をお見せしたいと思います」とのコメントを寄せた。
石山は今季71登板で3勝2敗35セーブ、防御率2・08。日米野球ではセットアッパーを託す構想だった。
代わって選出された上林は今季143試合で打率2割7分、22本塁打、62打点。昨秋のアジアプロ野球チャンピオンシップでは、韓国戦でタイブレイクの延長10回に起死回生の同点3ランを放った。侍ジャパンでも勝負強さを見せていた上林は「聞いた時は驚きましたが、代替とはいえ本当に嬉しく思っています。筒香さんの代わりが務まるとは思っていませんが、自分らしく精一杯頑張りたいです。メジャーのプレーを間近で見られる貴重な機会をしっかり活かしたいと思います」とコメントした。背番号は51。
佐藤は15年ドラフト2位の救援右腕で今季は自己最多の42試合に登板し、1勝2敗5セーブ、防御率2・08をマーク。代表でもリリーフとしての起用が予想され、「今回選んでいただいて、ビックリしていると同時に、すごく光栄に思います。メジャーリーガーと対戦する機会はなかなかないので、胸を借りるつもりで頑張りたいと思います」とコメントした。背番号は25。
日米野球は11月9日に開幕。東京Dで3試合、マツダで1試合、ナゴヤDで2試合の計6試合が行われる。現時点での侍ジャパンメンバーは以下。
▽投手
岸孝之(楽天)
大瀬良大地(広島)
上沢直之(日本ハム)
東浜巨(ソフトバンク)
松永昂大(ロッテ)
多和田真三郎(西武)
山崎康晃(DeNA)
松井裕樹(楽天)
浜口遥大(DeNA)
石川柊太(ソフトバンク)
笠原祥太郎(中日)
高梨雄平(楽天)
高橋礼(ソフトバンク)
佐藤優(中日)
▽捕手
森友哉(西武)
会沢翼(広島)
甲斐拓也(ソフトバンク)
▽内野手
山田哲人(ヤクルト)
田中広輔(広島)
菊池涼介(広島)
外崎修汰(西武)
源田壮亮(西武)
岡本和真(巨人)
山川穂高(西武)
▽外野手
田中和基(楽天)
柳田悠岐(ソフトバンク)
秋山翔吾(西武)
上林誠知(ソフトバンク)