【U23W杯】ロッテ安田がMVP&一塁ベストナイン選出も準Vに「悔しさを忘れずに」

スポーツ報知

 野球のU―23(23歳以下)ワールドカップ(W杯)は29日、コロンビアのバランキジャでメキシコと決勝戦を行い、1―2で敗れ2連覇を逃した。

 ロッテの安田尚憲内野手(19)は、決勝戦は4打数無安打1打点に終わったが、全9試合でスタメン出場。28打数11安打、打率3割9分3厘、1本塁打、8打点、5得点と活躍しMVPと一塁のベストナインに輝いた。

 チームの準Vに貢献した安田は「いちばん良い賞をもらえてよかったのですが、チームとして勝ちきれなかったことと、決勝戦で活躍できなかったのは悔しかったです。この悔しさを忘れずにペナントレースで活躍し、またジャパンに呼んでもらえるような選手になりたいです」と決意を新たにした。

 また、チームメートの成田翔投手(20)が5試合に中継ぎで登板し1勝0敗、防御率1・17をマーク。ベストナイン救援投手に選出された。決勝戦で登板した左腕は「表彰されたのですが、最後(決勝戦)は負け投手となってしまい、悔しさが残っています。この悔しい思いを来シーズンにぶつけられるようにやっていきたいと思います」と雪辱を誓った。

 2試合に先発した種市篤暉投手(20)は2勝0敗、防御率1・80で最優秀勝率投手に選ばれ、「チームで一番長いイニングを投げ、2連勝を飾ることが出来ました。良い経験を積めたので良かったと思いますし自信にもなります。来シーズンはこの大会を糧に飛躍したいと思います!」とさらなる成長を誓った。

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