【日本ハム】大累進、戦力外引退も晴れやか「悔いは残らず、しっかりやりきれました」

スポーツ報知
鎌ケ谷で取材に応じた大累は引退の意向を示した

 日本ハムは30日、大累進内野手(28)、新垣勇人投手(33)、森本龍弥内野手(24)の3選手と来季の契約を結ばないことを通知したと発表した。大累は千葉・鎌ケ谷の2軍施設で取材に対応。現役引退の意向を表明し、「悔いは残らず、しっかりやりきれました」と晴れやかに語った。

 駒大苫小牧高、道都大(現・星槎道都大)から2012年のドラフトで巨人が2位指名しプロの世界へ。16年途中から約2年半、故郷を本拠地とする球団でプレーした。「生まれ育った北海道で最終的に終えて…。ファンの皆様の温かい声援を受けて、僕も頑張ってこられた」。最大の思い出は移籍1年目の6月3日の古巣・巨人戦(東京D)。「僕が(プロ)初盗塁した試合で、相手もジャイアンツ。思い出の試合です」としみじみと振り返った。

 今後は球団に残ることが濃厚だ。吉村浩GMは「人としての魅力がある。球団に貢献してほしいという話をした」と説明した。詳細は未定だが、球団や球団関係の職に就きチームを支えるつもり。大累は「球団からオファーをいただいた。次の仕事もファイターズでやろうと思います」と、『第二の人生』へ歩き出した。

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