【楽天】走塁改革へサッカー日本代表・岡崎の師、法大・杉本教授が臨時スプリントコーチ就任

スポーツ報知
杉本龍勇氏

 楽天は1日、1、2日の秋季練習(楽天生命)に臨時スプリントコーチとして法大経済学部教授、および同大スポーツ研究センター長の杉本龍勇氏(47)を招聘(しょうへい)したことを発表した。

 浜松北高時代にインターハイの陸上100、200メートルで優勝した経験を持つ元五輪選手の杉本氏は2005年からJリーグ・清水のフィジカルコーチを務め、当時高卒で入団したばかりのFW岡崎慎司(現レスター)を指導。12年からは専属コーチ契約を結び、日本屈指のストライカーに育て上げた。楽天は今季、チーム盗塁数が69でリーグワースト。チーム立て直しへ向けて走塁改革は必須とあって、競技を超えて専門家の助言を求めた。

 ◆杉本 龍勇(すぎもと・たつお)1970年11月25日、静岡県沼津市出身。47歳。浜松北高から法大に進学し、90年に休学してドイツに留学。92年のバルセロナ五輪では100メートルと400メートルリレーのアンカーを務め6位入賞。94年ベルリン工科大に留学し、スポーツ経済学を専攻。05年から清水のフィジカルコーチ、11年に湘南のフィジカルアドバイザー、13年に大分のコンディショニングコーチを歴任した。16年からは法大スポーツセンター長。

野球

×