【楽天】ドラ6渡辺、明大先輩・星野仙一氏の“闘将魂”継承誓う

スポーツ報知
明大の先輩である星野氏の名前を指さす渡辺 

 楽天にドラフト6位指名を受けた明大・渡辺佳明内野手(21)が1日、東京・府中市の同大野球部寮で指名あいさつを受けた。今季の東京六大学で首位打者に輝いた渡辺は、明大の先輩で今年1月に亡くなった星野仙一副会長の“闘将魂”を継承する事を誓った。

 寮の玄関に飾られるボードには明大から野球殿堂入りしたOBの名前がズラリ。ひときわ存在感を示す「星野仙一」の文字をジッと見た渡辺は「監督として熱い気持ちでチームを引っ張って優勝に導いていた。その気持ちを受け継いでいきたいなと思います」と決意を新たにした。

 大学2年だった17年1月に、祝勝会で星野氏と対面。会話はできなかったが「オーラがあってかっこいいなと思った」とその姿を今も目に焼き付けている。今季、明大ナインは闘将の思いを胸に戦ったが、2季とも優勝には届かなかった。天国の先輩にいい報告ができるよう「楽天に入って、明治でできなかった優勝を目指してやっていきたいと思います」とこの日、約束した。(安藤 宏太)

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