【オリックス】ユーティリティープレーヤー育成でチーム力底上げ

スポーツ報知
秋季キャンプが行われる高知入りしたオリックスナイン

 オリックス・西村徳文監督(58)が1日、秋季キャンプ地の高知に入り、ユーティリティープレーヤーを育成する方針を示した。「内外野守れる選手がいるに越したことはない。両方やらせる選手は出てくる」。個々の選手の可能性を探り、チーム力の底上げを図る。

 今季は優秀な中継ぎ陣がフル回転し、リーグトップのチーム防御率3・69をマーク。一方で救援投手を豊富にそろえるため、1軍登録野手が14人になったケースもあるなど、バランスを欠く面もあった。「(野手は)16人いればベストなんだけれども」と指揮官。複数ポジションを守れる選手をベンチに置けば、問題が解消できるとの狙いだ。

 今季も内外野を守った大城に加え、1年目で25試合に出場した山足が、ユーティリティー化の筆頭候補。キャンプ中は早朝のウェートトレーニングに始まり日中の練習、夜はコーチ、選手、スコアラーとのミーティングと、さまざまな角度から全体のレベルアップを図る。

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