【楽天】清宮「キヨミヤ」ではなく「セイミヤ」です 育成1位投手が認知度アップ誓う

スポーツ報知
校門の前で写真を撮る清宮

 日本ハム・清宮幸太郎内野手(19)と同じような名前…と思われがちだが、この男、セイミヤ・コタロウだ。生まれた年こそ1年違うが、誕生日はキヨミヤ(99年5月25日)と1日違い。190センチ、85キロのがっちりした体格も近いものがある。間違ってキヨミヤと呼ばれることもしばしば。「(清宮と対戦?)どちらでも…。ライバル心はないですけど…」と控えめだが「セイミヤっていう名字も、ここらへんでは普通なので、早く認知してもらえるように頑張りたい」と決意を口にした。

 実は生まれ育った八千代市では清宮姓は「セイミヤ」と読むのが一般的という。近所にもたくさんいて「小学校の時も、2学年に一人くらいは(セイミヤが)いました」と胸を張る。

 清宮対決の実現へ。まずは支配下登録されることが目標だ。粗削りながら、長身から投げ下ろす最速145キロの直球が武器。担当の後関スカウトも「どのくらい伸びるかというくらい期待している。大谷みたいな感じのスケール(の大きい選手)に育ってくれれば」と夢をふくらませる。清宮も「身長を生かしてストレート、変化球を織り交ぜていきたい」と気合は十分。直接対決が待ち遠しい。

(安藤 宏太)

 ◆清宮 虎多朗(せいみや・こたろう)2000年5月26日、千葉・八千代市生まれ。18歳。5歳で野球を始めて、八千代松陰中2年で全国大会出場。八千代松陰高では1年秋からベンチ入りし、2年冬には千葉県選抜に入って台湾遠征を経験。甲子園出場なし。球種はスライダー、カットボール、フォーク、カーブ。右投左打。190センチ、85キロ。

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