【ソフトバンク】上林、レーザービーム「刺す自信はあった」2回を1失点で食い止めた

スポーツ報知
2回2死一、二塁、野間の右前安打で二塁走者・安部が本塁を狙うがタッチアウト(捕手は甲斐)(カメラ・上村 尚平)

◆SMBC日本シリーズ2018第5戦 ソフトバンク5x―4広島=延長10回=(1日・ヤフオクドーム)

 前夜の打のヒーローが守備でチームを救った。1点を先制された直後の2回2死一、二塁。野間の打球は一、二塁間を抜けて右翼の上林のもとへ転がった。素早く捕球すると「刺す自信はあったので『(三塁を)回れ』と思った」。本塁へのレーザービームで二塁走者・安部をタッチアウトに。「1点で終わったのが大きかった」と流れを食い止めた。

 同点の9回2死二塁では丸の右中間への鋭い飛球をランニングキャッチ。「村松コーチから守備位置を下げるように言われていたので、そのおかげです」と謙遜したが、鉄壁の守備で勝ち越しを許さなかった。

 第4戦では決勝の先制2ランを放った1番打者。日本一へ王手をかけた柳田のサヨナラ弾の瞬間は「(ベンチ)裏でジンジャーエール飲んでました」。大舞台でも緊張を感じさせない。(牟禮 聡志)

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