【ソフトバンク】「下克上」で2年連続日本一 MVPは初の6連続盗塁阻止を達成した甲斐

スポーツ報知
日本シリーズを制してベンチを飛び出すソフトバンクナイン(カメラ・石田 順平)

◆SMBC日本シリーズ2018第6戦 広島0-2ソフトバンク(3日・マツダスタジアム)

 SMBC日本シリーズ2018は3日、第6戦が行われ、ソフトバンクが2―0で勝利。4勝1敗1分けで2年連続9度目の日本一に輝いた。ソフトバンクはパ・リーグのレギュラーシーズン2位。リーグ優勝チーム以外の「下克上日本一」は2010年ロッテ(3位)以来となる。

 本拠地ヤフオクドームで3連勝し、王手をかけて敵地に乗り込んだソフトバンクは、4回に西田のスクイズで先制すると、5回にはグラシアルのシリーズ初アーチとなるソロ本塁打で追加点。守っては先発のバンデンハークが6回を4安打10奪三振の無失点投球。7回からは武田―嘉弥真―森と万全の完封リレーで広島打線の反撃を許さなかった。

 試合終了後、工藤監督はナインの手で15回、宙を舞った。続いて柳田、森も胴上げされた。

 最優秀選手は日本シリーズ初の6連続盗塁阻止を達成したソフトバンク・甲斐、優秀選手にはソフトバンクの森、柳田、中村晃、敢闘選手には広島・鈴木が選出された。

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