【ソフトバンク】工藤監督は選手とファンに感謝「僕は日本一幸せな人間です」

スポーツ報知
日本一を決めてスタンドに手を振る工藤監督と王会長(カメラ・上村 尚平)

◆SMBC日本シリーズ2018第6戦 ソフトバンク2―0広島(3日・マツダスタジアム)

 SMBC日本シリーズ2018は3日、第6戦が行われ、ソフトバンクが2―0で勝利。4勝1敗1分けで2年連続9度目の日本一に輝いた。ソフトバンクはパ・リーグのレギュラーシーズン2位。リーグ優勝チーム以外の「下克上日本一」は2010年ロッテ(3位)以来となる。試合後、工藤監督はナインの手で15回、宙を舞った。

〈工藤監督優勝インタビュー〉

 ―おめでとうございます。

 最高に幸せ。選手たちがシーズン終盤からほとんど休むことなく突っ走ってくれて、最後こういう形で日本一になれたことを幸せに思いますし、選手のみなさん、本当にありがとう。

 ―リーグ2位から勝ち上がっての日本一。

 2位という悔しい思いをして、みんなで日本一を目指して頑張ろうという、その強い思いがあってここまで来れたと思うし、選手も誰ひとり疑わずにここまで来れたことで、日本一になれたと思います。

 ―1、2戦目で勝てなかったが、本拠地で流れを変えた。

 福岡にいるみなさんの後押しで、本来の自分たちの野球がしっかりできました。その中で3連勝できたんじゃないかと思います。

 ―素晴らしい戦いだった。

 本当に広島は強くて、どこで復調するか、逆転されるかとドキドキしながら試合を見ていました。本当に強いチームでしたし、日本一を目指そうとお互いに切磋琢磨できて、わずかな差で僕らが勝ったと思います。

 ―短期決戦と割り切り、先手先手で投手を代えた。

 僕だけでなく投手コーチと何度も話をしながら、先発と第2先発を作った方が短期決戦にはいいのではないかとアドバイスもいただいた中でやることができた。投手コーチのみんながいろんなアイデアを出してくれたことが、ここ(日本一)につながっていると思います。

 ―全国のホークスファンにメッセージを。

 今日来ていただいたホークスファンの方、本当にありがとうございました。そして福岡で待っているみなさんにも、日本一の報告ができることをうれしく思います。僕は日本一幸せな人間です。

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