【日本ハム】大田がサード挑戦 レアード去就不透明で

スポーツ報知
日本ハム・大田

 日本ハムの栗山英樹監督(57)が、大田泰示外野手(28)の内野起用プランを持っていることが3日、分かった。来季へ向けた策の1つとして近藤健介捕手(25)、浅間大基外野手(22)も同様に、沖縄・国頭での秋季キャンプ中は三塁手としての練習も行う。

 V奪回への改革に取り組む。指揮官は周囲に「(起用の)幅が広がれば選手のためになる」と話しており、3選手にはすでに意向は伝えられている。今季、三塁は主にレアードが務めたが、2年契約が終了し、来季の去就は不透明。栗山監督はこの日「レアードの件もある。普通に考えたら外野手が多く見えている。どんなアプローチをしていけばいいのか考える」と、策を巡らせていることを明かした。

 起用メドが立てば、メリットは大きい。今季の外野陣は西川、近藤、大田、浅間、清宮らが定位置を争い、打力のある選手がベンチを温める場面もあった。レアードの去就次第ではあるが、仮に外野手が三塁を守ることができれば、外野の枠が空くことで打線の厚みは増すはずだ。大田は東海大相模時代は遊撃手、巨人時代には一、三塁での出場があることもプラス材料。固定観念にとらわれず、さまざまな可能性を探っていく。

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