【ロッテ】安田“ナニワのドラ1コンビ”結成へ ドラ1藤原の「教育係」に名乗り

スポーツ報知
ロッテ・安田

 ロッテ・安田尚憲内野手(19)が4日、ドラフト1位指名された藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=の“教育係”に名乗りを挙げた。昨夏は高校日本代表のチームメートとしてU―18W杯で共闘した1歳下の後輩に対し「同じ大阪出身の後輩が入ってくるのはうれしい」と笑顔で話しつつ、「1歳上なので教えられることがあれば、教えたい。まずはあいさつ。基本の『基』からなんで」と、指南役としての雰囲気を漂わせた。

 自身が履正社の主砲として臨んだ17年センバツ決勝では藤原にセンバツ初の先頭打者弾を含む2ホーマーを浴びて準Vに終わった。「履正社とやる時はめっぽう強かった。因縁の相手です」と苦笑い。性格については「少し抜けてることがあると思いますけど、おもしろいのですぐにチームに溶け込めると思います」と人気者としての素質も明かした。

 ドラフト会議2日前の10月23日に井口監督が藤原の1位指名を公表したことを知り、LINEで「ロッテに来そうやな」とメッセージを送った。本番では「一本釣りだと思ってたけど思いのほか3球団も来てましたね」と予想はハズレた。それでも指揮官が抽選で交渉権を獲得し、後輩からは「よろしくお願いします」とメッセージが来た。

 「同じ日本代表でやってたのも縁。お互い切磋琢磨(せっさたくま)してやっていきたい」と安田。“ナニワのドラ1コンビ”結成を思い描いた。(長井 毅)

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