【中日】“根尾の愛読書コーナー”「いいプレッシャーになる」…仮契約一問一答

スポーツ報知
米村チーフスカウト(右)から帽子をかぶせてもらう根尾

 ドラフトで4球団競合の末に中日に1位指名された大阪桐蔭・根尾昂(あきら)内野手(18)が4日、名古屋市内で、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円の最高限度額(金額は推定)で仮契約を結んだ。背番号は未定。入団交渉の席上で「ショート一本でいかせてください」と伝え、球団も了承。最速150キロの投手との二刀流ではなく、野手としてプロの世界に飛び込むことが決まった。

 ◆根尾に聞く

 ―仮契約を終えて。

 「ようやくプロの世界に、ひとつ踏み出した。気を引き締めて練習に励みたい」

 ―“遊撃一本”に対する球団側の反応は。

 「自分らしく思い切りやってほしい、と言われた」

 ―高校では投手としてもプレーしたが。

 「入学したときは試合に出たい気持ちが大きくて、投手の方が出させてもらえる機会があると思った」

 ―球速150キロを出したが。

 「あまりスピードにどうこう(というこだわり)はなかった。『あ、出たな』という感じで特別視していなかった」

 ―開幕スタメンは目標?

 「それはありますね。今の時点で藤原(大阪桐蔭の盟友でロッテ1位。井口監督が春季キャンプ初日の紅白戦での起用を明言)みたいに決まったわけじゃないですが(笑い)」

 ―満額の条件について。

 「そこにおカネがあったわけでもないので、実感が湧きません」

 ―名古屋では書店の一角に“根尾の愛読書コーナー”ができるフィーバーぶり。

 「いいプレッシャーになる。はねのけられるようになりたい」

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