【中日】与田監督、2軍キャンプ地読谷村訪問 台風24号の爪痕にショック

スポーツ報知
石嶺読谷村長(左)を表敬訪問した与田監督(沖縄・読谷村役場で)

 中日の与田剛監督(52)が8日、2軍春季キャンプ地の沖縄・読谷村役場を表敬訪問し、石嶺伝実(でんじつ)村長に就任のあいさつを行った。隣接する「読谷平和の森球場」にも足を運んだが、決して良好と言えないグラウンド状態を目の当たりにして、同村関係者に「時間はかかると思いますが(整備を)よろしくお願いします」と伝えた。

 9月下旬に沖縄を襲った台風24号の爪痕は大きかった。常設ブルペンのビニール製の屋根はズタズタ。グラウンドの土が突風で吹き飛ばされ、外野天然芝との境目は約5センチの段差がくっきり。内野部分もいたるところに高低差ができていた。指揮官は「荒木(2軍内野守備走塁)コーチに『内野をよく見といてくださいね』と言われたから」とつぶやきながらチェックしていた。

 今回は自然災害が影響しているが、例年、同村は完璧な整備や協力で中日をバックアップしている。与田監督は「(土部分に)うねりがあると、けがにつながるのでね」と心苦しそうに、来春までの整備を要請していた。

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