【中日】田島、チーム初の保留…提示額1億の大台から陥落か 会見も応じず

スポーツ報知
契約更改を保留した田島は、会見場に姿を見せなかった

 中日の田島慎二投手(28)が11日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮で契約更改交渉に臨んだが、サインをしなかった。今季のチーム保留第1号。

 今季はチーム内で日本人投手唯一の1億円プレーヤー(1億1000万円)だったが、大台を超えるダウン提示を受けたとみられる。交渉後の会見にも応じなかった。広報を通して「今年の自分の成績で、チームに迷惑をかけたと承知している。昨年は事前交渉がありましたが、今年は時間がなく、きょうが最初の交渉となり、初めて聞いた話もあった。きょういただいた査定ポイントを持ち帰り、熟慮して次回交渉に臨みたい」とコメントした。

 田島は昨季、リーグ2位の34セーブを挙げ、今季も当初はクローザーとして15セーブを挙げた。だが、6月下旬に2登板連続で大量点を奪われて自身2連敗すると、抑えの座から陥落。以降はほとんど2軍暮らしだった。

 また、亀沢恭平内野手(30)は現状維持の2600万円で更改。10月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた丸山泰資投手(23)は150万円減の600万円でサインし、背番号が「28」から「69」に変更されることが決まった。

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