【ロッテ】酒居、期間限定“抑え転向”の理由とは

スポーツ報知

 ◆ラミゴ7―2ロッテ(11日・台湾桃園国際棒球場)

 ロッテ・酒居知史投手(25)が8回に登板し、1イニングを無失点に抑えた。台湾遠征では“抑え”として3戦連続無失点の好投を見せた右腕は「初めての体験だった。結果はどうであれ自分の球は投げられた。配置転換があるかもしれないけど、良い経験になった。体を目いっぱい使って投げるとか。先発でも生かせる部分もある」と収穫を得た様子だった。

 今季は先発で15試合2勝6敗、防御率5・59の成績だった酒居に対して、井口監督は中継ぎとしての適性を見るために3試合全て試合終盤に送り出した。「今日はよかった。昨日はまだまだ。もっと1イニングを全力でいってほしいと思った。でもこういう1イニングをどう抑えるかというのは良い経験になるだろうし、先発か中継ぎか分からないですけど、今回は良い経験になったと思います」と起用法について説明。今季は結果を残せなかった右腕の成長を期待していた。

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