【阪神】原口、正捕手アピール 紅白戦で120メートル弾&二盗も防いだ

スポーツ報知
阪神・原口

 阪神の原口文仁捕手(26)が11日、秋季キャンプ初の紅白戦で正捕手アピールに成功した。長所の打撃では推定飛距離120メートル弾を含む2安打。守備では今季19盗塁の植田の二盗を防ぐなど攻守で躍動した。矢野監督も「さすがやね、本当に。(盗塁阻止も)確実にできるのは原口にとっても大事」と高評価。原口も「練習していることが出せた」と笑みがこぼれた。

 今季は代打で球団最多タイ記録の23安打を放つなど、勝負強さが光った一方、本職でのスタメンマスクは9試合のみ。121試合に先発し、初のゴールデン・グラブ賞に輝いた梅野に正捕手の座を奪われた。それでも指揮官は「実績は考慮する。でも確約はない」とすでに予告済み。来季を捕手一本に定める原口が、虎の正捕手争いを激化させる予感だ。(長尾 隆広)

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