【広島】胃がんからの復活を目指す赤松が減額制限いっぱいの25%減で更改 「恩を返さないと」

スポーツ報知
契約更改後に取材対応に応じた広島・赤松

 胃がんからの1軍復帰を目指す広島の赤松真人外野手(35)が12日、広島・廿日市市内の大野練習場で契約更改交渉に臨み、野球協約で定められた減額制限(25%)いっぱいとなる675万円ダウンの2025万円(金額は推定)でサインした。

 取材に応じた赤松は「選手として契約していただけるのはありがたいこと。病気があって、大目に見てもらってるところがある。恩を返さないといけない」と表情を引き締めた。

 2016年に胃がんを公表し、昨年1月に胃の半分を切除した。今季は実戦復帰を果たして、2軍で55試合に出場し、打率2割3分7厘、1本塁打、5打点、5盗塁だった。3年ぶりの1軍復帰を期す来季へ、「(来年は)2月から、オープン戦から、教育リーグから、力を出せるように準備したい」と意気込んだ。

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