【日本ハム】今季限りで引退の矢野が特命コーチ、石井裕が打撃投手に就任

スポーツ報知
特命コーチに就任する矢野謙次

 日本ハムは12日、今季限りで現役を引退した矢野謙次外野手(38)が「特命コーチ」に、石井裕也投手(37)が打撃投手に就任すると発表した。

 矢野は02年にドラフト6巡目で国学院大から巨人入り。故障との戦いがありながら、徐々に代打の切り札としての地位を築いた。15年6月には日本ハムにトレード移籍し、移籍直後の出場3試合で2度のお立ち台に立つなど存在感を示した。今季は1軍スタートも、7月の降格後は2軍暮らしが続き、今季限りでの現役引退を決めた。通算759試合で打率2割6分2厘、29本塁打、153打点、18盗塁。

 石井裕は、三菱重工硬式野球クラブを経て2004年にドラフト6巡目で中日に入団。08年6月に交換トレードで横浜に移籍し、10年4月には再び交換トレードで日本ハムに移籍した。先天性難聴というハンデがありながら、主に中継ぎとして気迫あふれる投球を武器に通算330試合で19勝19敗、6セーブ、防御率3・06。

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