【合同トライアウト】須田対鵜久森の同期生対決に関対辻の先輩&後輩対決 シビアな勝負の中に感慨も

2018年11月13日19時16分  スポーツ報知
  • トライアウトに参加した巨人・辻東倫

 ◆12球団合同トライアウト(13日・タマホームスタジアム筑後)

 戦力外通告を受けた選手らがシート打撃形式で対戦する合同トライアウト。生き残りをかけたシビアな真剣勝負の中にも、悲喜こもごもの“因縁の対決”があった。

 DeNAの須田幸太投手(32)とヤクルトの鵜久森淳志外野手(31)は、ともに1986年度生まれ。高校3年春のセンバツ大会1回戦で、土浦湖北高(茨城)のエースと済美高(愛媛)の主砲として対戦して以来のライバルだ。昨年4月2日の開幕カード第3戦では、鵜久森が須田から史上16人目の代打サヨナラ満塁本塁打を放つなど、プロでも泣き笑いの対決を繰り返してきた。そんな2人が、ともに戦力外通告を受けてトライアウトで対戦。結果はフェンスギリギリの中飛だった。

 もちろん2人とも現役続行希望だが、オファーがなければ、これがユニホームを着てのラストプレーの可能性もあるだけに、鵜久森は「対戦できてうれしかった。向こうはアウトが取れて、こっちはいい当たり。よかったんじゃないかな」と笑顔。須田も「またホームランかと思った。楽しかったです」とさわやかに振り返った。

 1軍マネジャーなど5年間の裏方生活を経て、異例の現役再挑戦に臨んだ元中日の関啓扶投手(25)は、菰野高(三重)の2年後輩にあたる巨人・辻東倫内野手(24)と対戦。「ユニホームを着て、球場の雰囲気を味わえて、すごく楽しかった」という関だが、2人の打者だった辻に与えた四球を猛反省した。「抑えたいと思ったけど、変化球が抜けたり引っかかったりで…。ストライク投げてホームランなら納得できたんですけどね」。出番を終えてベンチに戻ると、ちょうど辻が目の前に。「ハル、ごめんな」と頭を下げた。

 打者3人に2四球1奪三振と思うような結果にはならなかったが、「みなさんに取り上げていただいて、親も喜んでくれた」と、すっきりした表情。オファーがなければ野球はあきらめ、専門学校に進む予定だ。

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