【ロッテ】井口監督“A・ロッド”に高評価「チームにとってプラスになる」
スポーツ報知

ロッテが獲得を検討している米オリオールズ傘下2Aボウイ・ベイソックスのアデルリン・ロドリゲス内野手(26)=190センチ、95キロ、右投右打=が、15日、千葉・鴨川で行われている秋季キャンプでの入団テストを終えた。
この日はフリー打撃などを行い、場外2発を含むサク越え7発をマークするなど持ち前のパンチ力を披露したドミニカンは「日本の野球を経験できてよかった。他の国とは違う練習方法だったりね。広角に打てるのが持ち味。それを100パーセント出せたかな」と充実感を漂わせた。
アメリカでの呼び名はヤンキースなどで活躍したアレックス・ロドリゲスにかけて「A・ロッド」だったといい、「(呼び名)僕も気に入っているよ。憧れの選手のうちの一人だ」と頬を緩めた。
ネット裏で見守った井口監督は「昨日(14日)のシート打撃でもいい当たりをしていて、変化球にも対応できる選手、いろんなポジションを試せる選手だなと思った。今後はわからないが、前向きにいけたらいいなと思う」と印象を語った。
現在、獲得を目指している他の外国人選手や広島・丸とのFA交渉次第ではあるが、「ミートもうまいし、打率も残せる打者。チームにとってプラスになる」と高評価していた。
ドミニカ共和国出身のロドリゲスはメジャー経験こそないが、マイナー10シーズンで通算155本塁打を放っている長打力が持ち味。15年から4年間で84発をマークしている。