【楽天】ヤクルト戦力外の地元仙台出身・由規と育成契約発表 石井GM「来年後半には戦力」

2018年11月15日15時9分  スポーツ報知

 楽天は15日、ヤクルトから戦力外通告を受けて今季限りで退団した由規投手(28)と育成契約を結ぶことを発表した。背番号は「123」。

 由規は楽天が本拠地を置く宮城・仙台市生まれ。仙台育英高時代には3度甲子園に出場した。2007年の高校生ドラフトでは楽天、巨人、中日、横浜と競合した中でヤクルト入り。10年に当時日本人投手として最速の161キロをマークした剛球を武器に、プロの舞台でも躍動した。

 だが、ケガとの戦いに苦しんだ。プロ5年目の12年からは右肩痛などで登板機会が無く、16年からは育成契約となった。同年7月に支配下に復帰して5年ぶりに1軍登板。今季は7年ぶりに開幕ローテ入りも、6月2日の楽天戦(楽天生命)を最後に右肩違和感で2軍でも登板はなかった。球団からは引退を打診され、その後のポストも用意されたが、現役続行を希望。ヤクルトを退団する決断をした。

 石井一久ゼネラルマネジャー(GM、45)は「由規選手には、メディカルチェックを受けていただきました。もう一度、しっかりリハビリのステップを踏めば、来年後半には戦力になってくれると思っています。実績もあり、いろいろな経験をしてきているピッチャーとして、イーグルスでその経験を活かしてくれることを期待しています」と説明した。

 退団の際には「まだまだ自分の可能性にかけたい。いろいろ考えた上での決断なので、やると決めたからにはしがみついても野球をやりたい気持ちを伝えました。現状は厳しいと思いますけど、ボロボロになるまでやりたい」と涙を流した由規。13日の合同トライアウトには参加しなかったが、地元仙台で再出発することになった。

 ◆由規(佐藤由規=さとう・よしのり)1989年12月5日、宮城・仙台市生まれ。28歳。北仙台小4年時に北六バファローズで野球を始める。北仙台中1では仙台東リトルに所属し世界大会準V。仙台育英高では1年春からベンチ入りし、2年春からエース。07年高校生ドラフト1巡目でヤクルト入団。通算成績は90試合で32勝36敗、防御率3・66。179センチ、80キロ。右投左打。今季年俸1800万円。

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