11・16に文庫版「根本陸夫伝」出版記念イベントを東京・神田小川町で開催

スポーツ報知
根本陸夫氏

 プロ野球史上初のGMとして辣腕(らつわん)をふるった根本陸夫氏について、ノンフィクション作家の高橋安幸氏が描いた集英社文庫版「根本陸夫伝」の出版記念イベントが11月16日の19時から東京・神田小川町の「Creator’s District 神保町」で行われる。

 根本氏は広島、西武、ダイエーで監督を務め、西武では管理部長(GM)、ダイエーでは専務球団本部長(GM)、球団社長を歴任。カリスマオーナーから絶大な信頼を得ながら、有望選手を次々と獲得。その巧みな手腕で「球界の寝業師」の異名をとり、常勝軍団への土台を築いていった。

 謎に包まれている部分の多かった根本氏だが、高橋氏は王貞治氏、衣笠祥雄氏、森繁和氏、石毛宏典氏、工藤公康氏、大久保博元氏ら球界OB、経営者、アマ野球関係者に徹底取材し、同書を書き上げた。2016年に集英社から単行本化。今年8月には待望の文庫化となった。

 イベントの前半戦では根本氏の球界での功績を徹底解説し、後半戦では秘蔵エピソードが飛び出るクロストークを展開する。登壇者は高橋氏のほか、根本氏の愛弟子で西武では強打者として鳴らした大田卓司氏、社会人野球マニアのイベント「魅惑の社会人野球」の主宰でおなじみプロ空頭氏、「野球ファンネット」の鍋田修彦氏ら。チケットは現在、完売間近で「Peatix」での発売分は16日午前10時をもって発売終了となる。なお、当日券は販売しない。

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