【西武】FA宣言した炭谷が巨人と初交渉 原監督から伝言「優勝するために力を貸して欲しい」

スポーツ報知
FA宣言中の炭谷は巨人との初交渉を終え、会見に臨んだ

 FA権を行使した西武の炭谷銀仁朗捕手(31)が16日、都内のホテルで巨人と初交渉を行った。

 巨人の原監督は同席しなかったが約1時間、巨人側と交渉を行った。初の交渉を終えた炭谷は、「伝言として原監督から『優勝するために力を貸して欲しい』と熱い気持ちを伝えてもらった。原監督からそう言ってもらえることはうれしい。これからじっくり考えて、自分の中でいい決断ができれば」と話した。

 続けて、「行使した時点でどこにいこうが、プロ野球選手は勝負する人間として当たり前。心の中で『やったるぞ』という気持ちは変わらない。これから、野上や片岡さん、脇谷さんにいろんな話を聞こうかな」と西武から巨人へ移籍した選手たちと連絡を取り合うことを明かした。

 炭谷は今季47試合の出場にとどまり打率は2割4分8厘だったが、得点圏に限れば打率3割4分5厘の勝負強さに加え、リーグ屈指の守備力は健在だ。また、スタメンマスクをかぶった41試合では31勝10敗、勝率は驚異の7割5分6厘という成績を収めていた。

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