【日本ハム】ドラ3生田目、武田流カーブで開幕1軍

スポーツ報知
球団グッズの扇子を手にポーズを取る日本ハムドラフト3位の生田目

 日本ハムのドラフト3位・生田目投手は契約金6000万円、年俸1000万円で仮契約。MAX155キロを誇る右腕だが、目標の開幕1軍を実現するための“決め球”に掲げたのは、快速球ではなく、日本ハムの元守護神・武田久直伝のカーブだ。

 社会人1年目は「ストライクが入らないので投げなかった」が、今季コーチ兼任でチームに加わった武田の指導でカーブをマスター。176センチの自身よりさらに小柄な170センチながら、通算167セーブを挙げた先輩右腕に緩急の大切さを教わり、プロ入りの夢を実現した。

 即戦力の期待に応えるだけでなく、「武田さんのようにプロで長く活躍できる選手になりたい」と、24歳でプロ入りし、39歳まで投げ続けた姿もお手本にする。契約金の使い道も「これから武田さんにアドバイスをもらいます」と笑った。

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