3度目正力賞 工藤監督と争った候補2人とは…

スポーツ報知
正力賞の候補に挙がっていたヤクルト・山田

 プロ野球の発展に貢献した監督、選手らに贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が20日、都内で行われ、ソフトバンクを2年連続の日本一に導いた工藤公康監督(55)が選ばれた。

 選考委員の王貞治氏、杉下茂氏、中西太氏、山本浩二氏、門田隆将氏による選考では、広島の緒方孝市監督(49)との“一騎打ち”となった。緒方監督の手腕を評価する声も多かったが、最後は山本氏が「やはり日本一にならないと」と指摘。最終的に日本シリーズで随所に光る采配を見せた工藤監督が選ばれた。

 選考委員会では3度目のトリプルスリー(3割、30本塁打、30盗塁)を達成したヤクルト・山田哲人内野手(26)の名前も挙がったという。王氏は「3度目のトリプルスリーは立派で評価に値する。(山田について)かなり話は出たが、最終的には届かなかった」と説明した。

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