【楽天】育成１位・清宮虎多朗、日本ハム・清宮幸太郎と「対戦したい」ボイスパーカッションも披露

　楽天は２２日、仙台市内のホテルで新人１０選手の新入団会見を行った。育成１位の清宮（せいみや）虎多朗投手（１８）＝八千代松陰高＝は、壇上で特技のボイスパーカッションを披露した。

　自分に振られることを、清宮は少し覚悟していた。アンケートで特技に「少しボイスパーカッションができる」と書き込んだ。会見中に披露することを求められると「得意ではない。期待しすぎないでください」と苦笑しながらも、しっかりとリズムを刻み、会場は大きな拍手で包まれた。

　きっかけは「ＹｏｕＴｕｂｅ」だった。ボイスパーカッションの動画を見て、自分もやってみたくなった。「動画を見て、かじり程度。音を出せるぐらい」。友人の前で勝手に披露する程度だったが「（流れで）言われるなと思った。あれをやったおかげで、緊張はほぐれました」と笑った。

　清宮と書いて「せいみや」。対戦したい打者には、名字の字面と名前の音が似ている日本ハム・清宮幸太郎を挙げた。「よく名前（の読み）を間違えられるけど、能力が高い選手だし、対戦してみたい」と語った１９０センチの大型右腕。まずはプロの体をつくり、支配下登録を目指す。