【中日】福田、4700万円でサイン…根尾加入で危機感あらわ

スポーツ報知

 中日の福田永将内野手(30)が23日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮で契約更改交渉に臨み、今季の3600万円から1100万円増の4700万円でサインした。

 今季は正三塁手としてプロ12年目で最多の133試合に出場。自身初の規定打席に到達した。「規定に到達したのは唯一良かったが、チャンスを生かせず悔しいシーズンになりました」と振り返るように、打率2割6分1厘をマークしたが、本塁打は昨季の18(出場95試合)から13本に減少した。和製大砲は「個人としては全く納得していない」と悔しさをにじませた。

 来季はドラフト1位の大阪桐蔭・根尾昂内野手(18)が加入。黄金ルーキーが遊撃の定位置を奪取することになれば、玉突きコンバートでポジションを失うことにもつながりかねない。「もちろん今季のような形では試合に出られないと思う」とキッパリ。今季に続き、来季も選手会長を務めることも内定。「(根尾効果で)メディアの方もたくさん来てくれるほうが頑張れる。どんどん取り上げてもらいたい」と“ネオ・ドラゴンズ”に胸を膨らませていた。

 また、福敬登投手(26)は100万円減の900万円、清水達也投手(19)は現状維持の600万円で、それぞれ更改した。

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