【阪神】能見が“脱・鉄仮面”「来年は少し表情を出していこうかな」

スポーツ報知
ファン感謝デーでゲームを楽しむ能見(左)と才木

 阪神・能見篤史投手(39)が23日、甲子園球場で行われたファン感謝デーに登場。主力選手が登場したトークコーナーで、矢野監督からプレー以外のファンサービスを聞かれ「僕は表情を出さないんで、来年は少し出していこうかな」とマウンド上で喜怒哀楽を表現し、“脱・鉄仮面”を明かした。

 これまではピンチでも顔色一つ変えずに黙々と投げるのが「能見流」だった。今季45試合の登板のうち、42試合のリリーフ機会でも目の前の勝負に集中し、一喜一憂することはなかった。ブルペン待機した6月以降は防御率0・86と抜群の安定感を発揮。来年40歳を迎える左腕がマウンドで闘志をむき出しにすれば、後ろを守る選手も活気づく。

 「(表情が)出るかな? 出るかな? そういう気持ちを持ってね」と屈託の笑顔で意気込んだ。ベテラン左腕が来季のマウンドで見せる表情に注目だ。

野球

×