【楽天】12本塁打で飛躍の内田、倍増サインに「(本塁打を)20、30本と伸ばしたい」

スポーツ報知
契約更改を終えて笑顔で会見する内田

 楽天・内田靖人内野手(23)が24日、仙台市内で契約更改を行い、700万円アップの1400万円でサインした。

 悔しさを経験しながらも大きな飛躍を遂げた1年となった。オープン戦では首位打者を獲得。プロ5年目で初の開幕先発の座を射止めたが、たった5試合、9打数無安打で2軍落ちした。その後も1、2軍を行き来。シーズン終盤の9月からは三塁の定位置をつかみ、終わってみれば自己最多58試合に出場し、チームの高卒生え抜き選手、生え抜き右打者では初の2ケタ本塁打となる12本塁打を放った。来季へ向けて「開幕1軍に入って1年間試合に出続けて今年以上の成績を残せるようにしたい。(本塁打を)20、30本と伸ばしたい。打率も最低2割5分は打てるようにしたい」と目標を掲げた。

 好不調の波があり、打率1割9分8厘に終わるなどまだまだ伸びしろは十分にある。シーズン終了後、10月にコロンビアで行われたU―23ワールドカップ(W杯)では、「4番、主将」として9試合で3本塁打を放つなど、チームを準優勝に導いた。「国際試合はいい経験になったと思う。準備の大切さ。データがないのでいかに対応するかを求められる。準備が大切だなと思った」。定位置獲得へ向けて目を輝かせていた。

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