【楽天】昨年ドラ1近藤、未勝利で100万円減の1400万円でサイン、青山に弟子入りへ

スポーツ報知
契約更改を終えて会見する近藤

 楽天・近藤弘樹投手(23)が24日、仙台市内で契約更改を行い、100万円ダウンの1400万円でサインした。

 岡山商大からドラフト1位で入団した近藤。6月6日の交流戦・巨人戦(東京D)でプロ初登板、初先発するなど、中継ぎも含めて9試合に登板したが、0勝2敗、防御率6・83で初白星を手にすることが出来なかった。プロの高い壁にぶち当たり「打たれ出したら止まらなかった。どんどんポンポン飛ばされるのを見てショックでした。打者の力であったり、技術であったりが改めてレベルが高いなと。まだ自分がちょっとレベルが低いかなと感じました」と振り返った。

 シーズン終了後、10月にコロンビアで行われたU―23ワールドカップ(W杯)では、決勝のメキシコ戦に先発して8回無失点と好投するなど、2試合15イニングを投げて無失点。チームの準優勝に大きく貢献して確かな手応えもつかんだ。来年1月の自主トレは青山に弟子入りし「青山さんの投球術、変化球を見て聞いてを学んでこうようかなと思います」と意気込んだ。

 来季はプロ2年目。ドラフト1位として「独特なプレッシャーはありました。活躍が出来ていなかったので、もっと活躍しないと、という焦りも感じた」という。目標は「ずっと1軍に残ってチームの戦力になれるようにしたい」と力強く言い切った。

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