【広島】FA丸、去就は「ずるずる考え過ぎないようにしたい」

スポーツ報知
選手会ゴルフで笑顔でラウンドする丸

 広島からFA宣言した丸佳浩外野手(29)が26日、広島・三原市内で選手会ゴルフに参加した。残留か巨人、ロッテへの移籍かについて、まだ考えがまとまっていないと明かす一方、チームが来月2日に出発する米ハワイへの優勝旅行までには結論を出したいとの意向を示した。

 自身をめぐる争奪戦にも平静を貫き、丸はリラックスした表情でラウンドした。24日夜に巨人と初交渉し、翌日に広島へ帰還。この日は朝からゴルフとあり、「考える時間もなかったので…」と言葉少なだった。

 27日はNPBアワーズ、29日はゴールデン・グラブ賞の授賞式に出席する予定。東京への移動が多く多忙だが「言い訳にはできない。その合間に自問自答しながら、しっかり考えたい」と揺らぎはなかった。去就が不透明なため優勝旅行への参加は決まっていないが、参加した場合の帰国は来月8日。「V旅行が終わってからの返事は相手に失礼か?」との質問には「ずるずる考え過ぎないようにしたい」と話した。

 夜には広島市内のホテルで選手会納会にも出席。丸が現在、副会長を務めていることもあり、来季の役員人事は後日発表となった。

野球

×