【DeNA】東、2年目球団最高額の5000万円超え確実

スポーツ報知
DeNA・東

 DeNA・東克樹投手(22)の来季年俸が、入団2年目では球団史上最高額の5000万円を上回ることが確実であることが26日、分かった。これまでは山崎康晃投手(26)が37セーブを挙げ、新人王を獲得した1年目の15年オフ、1500万円から5000万円にアップしたのが最高とされているが、11勝左腕が超えることになりそうだ。

 チーム唯一の2ケタ勝利を挙げた東に対する評価は、金額にもしっかりと反映される。今季、開幕ローテ入りすると、4月12日の巨人戦(東京D)で初勝利。6月までに6勝を挙げ、監督推薦で球宴にも出場した。特に巨人戦は5戦5勝(最終的には6戦5勝)をマークするなど、絶対的な強さを誇った。

 過去、東と同じ1年目の1500万円から、16年の今永は8勝9敗、防御率2・93で4000万円にアップ。昨年の浜口は10勝6敗、防御率3・57で4750万円に上がった。東は今季11勝5敗、防御率2・45で新人王も有力視されている。球団関係者は「先発と救援では査定が違うけど、今年の先発でナンバーワンであることは間違いない」と説明。過去の事例を見ても5000万円超えは確実で、どこまで上がるかが焦点となりそうだ。

 東は左肘の炎症で日米野球を辞退したものの、すでにブルペン投球を再開。「痛みなく投げられたのでよかった」と回復しつつある。投球同様、今後行われる契約更改にも注目が集まる。

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