【オリックス】ドラ1太田、理想像は巨人・坂本勇…背番号「31」に決定 

スポーツ報知
色紙に「全力プレー」と書き込み活躍を誓う天理・太田

 オリックスからドラフト1位で指名された天理・太田椋内野手(17)が27日、大阪市内のホテルで契約金8500万円、年俸800万円(金額はともに推定)で仮契約。背番号は「31」に決まり、理想像に巨人・坂本勇人を挙げた。

 走攻守3拍子そろった17歳が「3番・遊撃」でのプレーを目指し、思い描いたのは同じ右投右打の坂本勇だった。「坂本選手は成績がすごい。(自分も)打率、本塁打の数を求めたい。3割打って、20、30本。打点も100打点とか」。過去に遊撃手で3割、30本、100打点を達成した選手はいないが、あえて高い目標に挑戦する決意だ。

 現在は長打力アップを狙い、1日5食の「食トレ」に取り組む。「夜はお米だけで1キロ食べるようにしています」。体重は野球部引退後から4キロ増え、目標の80キロまであと2キロに迫る。この日は元近鉄で現在はオリックス打撃投手の父・暁氏(47)も出席。「努力をして、みんなに応援してもらえる選手になってほしい」と期待した。

 坂本勇は高卒から3年目に打率3割を達成し、スターダムにのし上がった。オリの一番星もまずは土台をしっかり築き、同期入団のドラ1・根尾(中日)らに負けない輝きを放つ。(小松 真也)

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