【ソフトバンク】ドラ1甲斐野「紅白戦で柳田選手と対戦して三振を取りたい」

スポーツ報知
甲斐野央投手

 ソフトバンクからドラフト1位指名を受けた東洋大・甲斐野央投手(22)が27日、都内のホテルで契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円で契約合意。「紅白戦で柳田選手と対戦して三振を取りたい」。“ギータ斬り”で目標に掲げた1軍定着をアピールする。

 大学時代は主にリリーフを務め、MAX159キロの直球と落差の大きいフォークが武器。大学日本代表にも選出された。「活躍できるポジションは中継ぎ、抑え。将来的には守護神を目指したい」と意気込んだ右腕だが、その壁は高い。

 今季、急成長した加治屋、森に加え、来季は右股関節手術のサファテ、右肘手術の岩崎が復帰する見込み。リリーフ陣の層の厚さは12球団NO1だ。「気後れして後悔はしたくない。ルーキーらしくアピールして試合に出たい」。来年2月の宮崎春季キャンプ。ドラ1右腕から“指名”され、「球が速いんで(バットに)当てられるよう頑張ります」とニヤリと笑った柳田を筆頭に、内川、松田宣らを擁する味方打線を封じ、開幕1軍への足がかりをつかむ。(戸田 和彦)

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