【西武】巨人戦力外の台湾出身、超巨漢右腕・廖(リャオ)を獲得

スポーツ報知
西武に加入するリャオ

 西武は28日、巨人を戦力外となった廖任磊(リャオ・レンレイ)投手(25)の獲得を発表した。

 台湾出身の廖(リャオ)は16年ドラフト7位で巨人に入団。ドラフト指名選手の身長と体重が明らかにされた1966年以降、最長身&最重量の身長201センチ、体重125キロの“スーパー隠し玉”として注目されていた。だが2年間で1軍昇格は果たすことはできず、今季はイースタンで17試合に登板し、2勝0敗、防御率2・79だった。

 戦力外となって参加したトライアウトでは最速152キロを計測し、2三振を奪うなど剛腕をアピールしていた。

 渡辺SD兼編成部長は「強い球が投げられることが一番の魅力です。外国人枠ではなく、また、当球団には台湾出身のコーチ、選手がいて環境面でもすぐにチームに溶け込めると思います。中継ぎで起用することになると思います」とコメントした。

 ◆廖任磊(りゃお・れんれい)1993年8月30日、台湾生まれ。25歳。岡山共生高へ野球留学し、3年夏の岡山大会8強。高校卒業後に台湾へ戻り、開南大に入学し、16年6月に卒業。「新人選手選択会議規約」第1条の「高野連加盟の高校に在学した経験を持ち」に該当したため、同年ドラフト7位で巨人から指名を受けた。201センチ、125キロ。右投右打

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