【侍ジャパン】五輪4番大本命不在危機も…稲葉監督、筒香のメジャー志向に理解「夢に向かってやってもらえたら」

スポーツ報知
侍ジャパン・稲葉監督

 侍ジャパンの稲葉篤紀監督(46)が30日、札幌市の「スーパースポーツゼビオ ドーム札幌月寒店」でアシックス社主催のイベントに参加。DeNAの筒香が将来的なメジャー挑戦の意向を示したことについて、「夢に向かってやっていくのは大事。応援していきたい」と話した。

 来オフにポスティングシステムを利用してメジャー移籍した場合、20年東京五輪の出場は厳しくなる。侍ジャパンの指揮官にとっては4番の最有力候補を欠くことになるが、稲葉監督は「メジャーの夢は私も(現役時代の04年オフに)持ったことがある。どの選手にも夢がある」と選手に近い指揮官らしく理解を示した。

 この日のイベントでは子供たちの質問に答え、打撃フォームなどを優しくアドバイスするなど、1時間にわたってファンと触れ合った。5勝1敗で“圧勝”した日米野球について「お疲れさまでした」と声をかけられる場面もあったが、「僕は疲れてません。疲れているのは選手ですよ」。どこまでも“選手ファースト”だった。

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