【中日】ガルシア、自由契約で日米争奪戦

スポーツ報知
ガルシア

 中日のオネルキ・ガルシア投手(29)が今季限りで退団することが30日、決定的となった。球団は残留交渉を重ねてきたが、年俸5000万円からの大幅アップに加え、複数年の要求に応えられなかった模様。西山球団代表は「内容は申し上げられないが、要するに条件が折り合わなかった。(交渉継続は)しません」と説明し、保留選手名簿から外した。

 ガルシアは今季、チーム唯一の2ケタ勝利となる13勝9敗、防御率2・99の成績をマークした。週明けに自由契約選手として公示され、日米球界をまたいだ争奪戦となる見込みだ。

 今季リーグワーストの防御率4・36だった中日にとっては痛恨の結末だが、西山球団代表は「戦力的に整備しますので、ご心配はいりません」と言い切った。3日に中南米視察から帰国する森SDとも話し合いを持ち、早急に新助っ人獲得に動く。一方、ビシエド、アルモンテ、モヤ、ロドリゲス、マルティネスの来季契約は合意に達した。

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