【ソフトバンク】上林が保留、金額差は「大中小で言えば中ぐらい」

スポーツ報知
保留した上林は記者の質問に答える

 ソフトバンク・上林誠知外野手(23)が1日、ヤフオクD内の球団事務所で契約更改交渉を行い、3000万円アップの6500万円を保留した。「考えていた金額と差が出た。(差額は)大中小で言えば中ぐらい」。希望は倍増の7000万円とみられ、500万円程度の開きがあるようだ。

 プロ5年目の今季は初めて全143試合に出場。打率2割7分、22本塁打、62打点と打撃3部門でキャリアハイ。守備でも2年連続トップとなる10補殺を記録した。「数字だけじゃなく他の部分も評価してほしいと言った」。強肩による走者への抑止力、俊足を生かした広い守備範囲などの評価も求めた分、提示額との差が出たようだ。

 この日から1軍クラスの契約更改が始まったが、トップバッターだった上林がいきなり保留となった。「しっかり話をしたい」と三笠球団本部長。近日中に行われる2度目の交渉に向け、上林は「自分の頑張り次第。納得して来年を迎えたい」と力を込めた。(戸田 和彦)

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